子どもと一緒にアニメを見ていると、今の時代を感じます。
アニメも時代を映す鏡というんでしょうか。
AIという言葉も浸透してきた今、AIや人工知能をテーマにしたものも多くなってきました。今やデパートや駅ビルに行ってもAIロボットに会える時代ですから、当然かも知れません。
でも、時々昔のアニメを見ると映像自体の古さを感じますが、内容は時代を経ても全然古さを感じるどころか、郷愁(きょうしゅう)を感じるので、大人も一緒に楽しめる日本のアニメをご紹介したいと思います。
ありえない設定でも夢中になって見た未来少年コナン
これは本当に夢中になって見ていました。
12歳の少年があんな高い所から飛び降りたら間違いなく死ぬ!と思っても、死なないところがアニメなのですが、子供心に分かっていてもコナンが毎回必死になって敵と戦うために身体をはって生き抜くとことが、心に響きました。
内容は最終戦争後の20年後、のこされ島の墜落した宇宙船の中で平和に暮らしていたコナン少年とおじい。
ある日、海岸で倒れていたラナという少女と出会い、彼女を追ってくる敵から逃げながらも勇敢に闘う。
そこからいろんなストーリーが展開されて、毎回見る度にハラハラしながら見た記憶があります。
原作はアメリカの作家による(残された人々)というSF小説だそうですが、戦争をテーマにしている関係で、子供たちにとってもっと分かりやすいものにしようと、大幅に変更されたそうです。
小学生のお子さんにはお勧めのアニメです。
宮崎駿監督初のアニメ作品
母に会えなくて毎回泣ける!母を訪ねて3千里
物語はアルゼンチンに出稼ぎに行ったまま、音信不通になった母に会うため、一生懸命働きいろんな人々に助けられながら、旅に出る少年マルコのお話。
物語がみな小学生だったり幼いので、感情移入して見入ってしまいました。
お母さんに毎回会えないけど、希望を捨てず諦めないマルコの姿に涙腺が緩んでしまいます😂💦
原作はイタリア人作家によるクオレという短編小説が元になり、母を訪ねて三千里が出来上がったそうで、脚本
は大幅に変更されたそうですが、涙涙のアニメであることは間違いなし!です。
高畑勲監督作品
美しくて優しいメーテルと旅する少年鉄郎の宇宙物語
松本零士氏の代表的な作品銀河鉄道999。
最初は漫画から始まりテレビアニメ、そして映画化された大好きな作品です。
物語は貧乏でも母と二人暮らし平穏に暮らしていたが、ある日人間狩りを楽しむ機械伯爵に母親が殺されてしまう。
鉄郎は機械伯爵に復習し、永遠の機械の身体を手に入れるために出会ったメーテルと共に、アンドロメダ終着駅へ向かう・・。
銀河鉄道999は漫画だと、また違った印象なのですが漫画作品は大人向け。
子どもの場合はやはりアニメが分かりやすくしっくり来ます。
ストーリー自体はずっとどれも共通しているのですが、個人的には映画化された銀河鉄道999が最高に感動しました。
ゴダイゴによるエンディングテーマの曲も最高に良いですね😍💕
映画化は2回されていますが、最初の映像の方が良かった気がします。
年数を経ても色あせない作品の一つだと思います。
りんたろう監督作品
筋を通す海賊ハーロックのカッコ良さに惚れるキャプテンハーロック
こちらも元々はコミック誌に連載されていたそうですが、その後紆余曲折ありテレビアニメ化されました。
このアニメの時代背景は西暦2977年というのですから、2018年現在より更に900年以上先の話ですが地球の侵略をたくらむ宇宙人との闘いを描いたストーリーです。
平和で怠惰な地球人のところに悪い宇宙人が侵略しに来て地球を乗っ取ろうとするが、それに気づいた海賊ハーロック達との闘いが始まるというお話。
これはハーロック自身のかっこ良さもあるのですが、ハーロックのセリフがとっても良いですね。
名言はいくつもありますが、一番好きな言葉はこれです。
男には危険をかえりみず、死ぬとわかっていても、行動しなければならない時がある・・・
これは劇場版銀河鉄道999とともにキャプテンハーロックが言うセリフです。カッコ良すぎてホントしびれてしまいますね・・💕💕
以上心に残った日本のアニメ映画を特集してみました。
時代は変わっても、ずっと引き継がれていって欲しい作品です。
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