【コンテイジョン】映画は未来を予測している?パンデミックから現状を考察してみる

世界的なウイルス蔓延で外出禁止、店舗も一部閉鎖、学校は休校。今までもウイルス感染における映画はいくつか上映されていますが、現代を彷彿とさせるコンティジョンが話題となっています。

この映画が公開されたのは2011年ですが、全体的にはエンターテイメントというよりドキュメンタリーに近い感覚で淡々と進んでいきます。

またコウモリや豚などを介してうつる、外出禁止令や暴動、ウイルスの発生源など現状ととても似ているということで、再び話題となっているという訳ですが、全体的に思った感想としては確かにとてもよく似ている。パンデミックになった時に備えて何をしておくべきかなどは考えさせられる映画といえるでしょう。

Amazonプライムで見たコンテイジョンから分かるウイルスより怖いもの

 

我が家はAmazon会員なのでプライムビデオで見たのですが、コンテイジョンのストーリーは他サイトでも説明しているので詳しい説明は省きますが、ウイルスそのものより世界的流行(パンデミック)になった時、経済に与える影響、ヒトの移動が制限されることの心理的負担、食料や日用品の買いだめ、倒産による世界的恐慌など実はそちらの方はよほど影響があります。

この映画でも食料が配給になり、列に並んでいた人たちに今日はもう終わりだと叫んだ途端、暴動が起きるシーンはなんだかとてもリアルです。

どこの国も外出禁止で感染を広げないよう自宅待機、このあたりが現状ととても似ていて評判になっているのですが、注目したところはこのウイルスの感染源がコウモリ(宿主)で、それから豚を介しヒトに感染し世界的な広がりを見せるのですが、また感染国は香港、そして日本も描写されているところに関心がいってしまいました。

映画で出てくるレンギョウとは何だろう?と思って、調べてみると中国原産で自生している野草の一部だそうですが、映画ではこのウイルスに効果があるとされ、ここでも人々がそれを求めてパニック状態に。

未知のウイルスは解明されていないだけに恐怖を煽られますが、この映画にも描かれているように意外にも身近に特効薬?はあるのかも知れません。

コンティジョン

画像:映画.COM

結局のところパンデミックとアウトブレイクはどう違うのか

 

アウトブレイクとパンデミックという言葉を聞くと、何か同じようなウイルス性の伝染病が流行っているんだろうという感じではないでしょうか。

パンデミックというのが世界的な今回のコロナのような大流行を意味し、またアウトブレイクとは医療機関や一部地域で爆発的な流行する特定のウイルスのことを指すそうです。

アウトブレイクという映画は1995年に劇場公開されましたが、この映画も衝撃的だったのは最初にウイルス感染が発覚した地域に気化爆弾を落とし、ウイルスと共に感染者も一緒に殺してしまうというシーンで、いやはやこんな事が現実に起きていたら言葉を失います。

この映画はコンティジョンと比べるとずっと映画らしいというか、夜見ても眠らないで済みそうです。

実はンティジョンを夜見ていたら、映像自体も暗いし淡々とした進み方なので寝てしまったんですね・・。なのでそれと比べるとアウトブレイクは感染した後の変化がリアルだし、眠くはならないので大丈夫だと思います。

さてこのアウトブレイクですがここでも人口的に作った細菌兵器の存在や、その秘密に気付くアメリカ軍研究所の軍医役のダスティン・ホフマンの存在など実際に起こりそうなシーンが所々にあり、見応えのある映画でした。

そしてこの映画で描かれている未知のウイルスもその後に実際に起こるエボラ出血熱とよく似ていますし、その後のアフリカ全体で今もってこのウイルスが蔓延しているそうで、大変すぎます(-_-;)

アウトブレイク

未来が予測される映画は実は現実化している?

 

しかし個人的に思うのは、映画というのは概ねただの娯楽ではなく、むしろ近い将来、世の中はこうなるよと示唆しているとも言えます。なぜなら映画で描かれている内容の一部がすでに現実化しているということです。

例をあげれば犯罪を予測するという当時は非現実的と思われるものが現実となった「マイノリティリポート」。

細かいストーリーは割愛しますがトム・クルーズ主演で話題となりましたが、この映画で使われているウェアラブル端末はGoogle Glassや「スマートグラス」と呼ばれるものにとても良く似ています。

画像:GIZMODO

つまり所有者の知りたい情報がその画面にぱっと表示されるので、工場や企業または病院などの業務用となっていて今現在は一般販売されていませんが、近い将来こういったものが市販されればもはやスマホではなく、知りたい情報が画面上にすぐ表示されるというというまるでSF映画のような世界が現実となってしまうとうことです。

またこのストーリーのように将来起こりうる犯罪を未然に防ぐという取り組みは、実は既に始まっていて米国シカゴ警察ではAIによる犯罪予測システムを開発し、未来の犯罪が発生しそうな場所や様々なデータを集めて予測するということまで始まっています。

映画のように犯罪をしていないのに逮捕されてしまうなんていう事が現実化してしまったら・・想像を絶します。

マイノリティリポート
 

他にもハリウッド映画には未来を彷彿とさせる映画は多くあり、振り返ってみると現実はこれに近い社会になっているなというのは実感としてあります。

次に紹介するのはジム・キャリー主演の映画「トゥルーマン・ショー」。この映画は1998年に公開されたものですが、ご覧になった方もいるのではないでしょうか。

主人公のトゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、保険の外交員で伴侶と幸せに暮らしているのですが、実はトゥルーマン以外の登場人物はすべて俳優で彼の行動が逐一観察されテレビで24時間放送されていた。

彼がその事実を知りその状況から脱出する時に観衆から拍手が起こる。

一見現実社会と何の関係もないように思われるかも知れませんが、実は現代社会もAIのアルゴリズムやビッグデータによって個人を識別するシステムなどが構築され、様々なところで実行されています。

家の中まで監視はないだろうと思いかも知れませんが、スマートメーターの使用量やスマートフォンのGPS機能、現金、クレジットカードの使用により現在の位置情報などが瞬時に分かってしまう社会に身を置いていると、やはり映画は未来を予測していると言えるのではないかと思います。

トゥルーマン・ショー

 

おわりに

今回は過去の映画でありながら話題性を集めているものを特集してみました。映画を観ていると怖かったり、ワクワクしたりエンターテイメントと思えば楽しいのですが、これは将来現実化するのではと思いながら見るとまた違った見方ができるのではないでしょうか。

 

 

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